台湾茶の楽しみ⽅
台湾で販売されているお茶は、
全てが台湾原産ではありません。
実は、年間で約4割が他国から輸入されているのが現状です。
また100%台湾原産の中でも、行き届いた茶畑管理と製茶過程で製造される茶葉は、10%だけといっても過言ではありません。
台湾の文化に深く根付いている台湾茶。本物はその味わいにより喜びをもたらすだけでなく、人々の心を癒し、心身をより健やかに導いていくことを私たちは知っています。
茶ノ助は、その伝統を絶やさず真の台湾茶を普及させ、美味しさは勿論、より安心・信頼できる台湾茶を提供することを使命としています。
台湾茶を「知る」
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茶葉の種類
茶葉は品種ではなく製作工程によって、
「緑茶」「黄茶」「白茶」
「青茶」「紅茶」「黒茶」の
6種類に分けられています。 - 製茶の各工程のバランスや度合いはお茶の味を大きく左右しますが、これらは製茶師の経験によるところが大きいと言われています。茶ノ助では、7歳から製茶を始めた台湾茶ノ助代表の張程凱をはじめとした百戦練磨の茶師たちが、汗を垂らしながら自らの手で製茶を行い、日々精進を続けています。また他にも、山を越えて荒野、森林、果てしない青空のもと、山々の極端な天候と日々戦う茶農家など、極上の一杯を目指す経験豊富な職人が茶ノ助のお茶作りを支えています。
- 茶葉の「質」とは
- 茶葉の「質」は、どのように評価したら良いでしょうか?
判断のポイントには、味わいだけでなく、色や香りも判断のポイントとなります。
たとえば茶葉の種類によって色は変わりますが、どんな色であっても黒みを帯びていない方がよいとされます。湿っぽい匂いや酸味の強い香りにも要注意です。お茶を淹れた際は、お茶の透明感やとろみがあるかどうかに注目です。味わいについては、引っかかることなくすっきりした感じがある、その後に残る余韻の長さなども判断基準になります。
たとえば人工の肥料を使われたお茶とそうでないお茶では、香りが違います。
その違いを、茶ノ助のお茶で実感してみてください。
- 茶葉の質を左右するもの
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茶葉の質を左右する条件は、「先天的」なものと「後天的」なものに分かれます。
- 【先天的な条件の例】
- 自然条件、肥料の種類といった茶の木が成長する環境から吸収する、たんぱく質などの物質
- 【後天的な条件の例】
- 製茶の過程で生じるアミノ酸などの物質
- その茶葉は安心・安全か
- 茶ノ助では全ての商品に対して、毎シーズンEUを基準とした高基準な検査をしています。茶草共生の自然栽培だからこそ、厳しい検査でも農薬が検出されないのが茶ノ助の茶葉なのです。
たとえば、茶の木の成長環境に敏感に反応する特に難しいとされる検査で、農薬が検出されないという結果は、製茶業界の中でもかなり珍しいとされています。
台湾茶を「嗜む」
- 茶葉、お湯を準備する
- 1回に使用する茶葉の量、お湯の量/温度は、製品ページに記載されています。
そちらを参考にご準備ください。
茶ノ助では、軟水(硬度30〜80程度)をおすすめしています。
- 茶器を温める
- 茶葉によっては、茶器を温める必要がないものもあります。また、茶器を温めるお湯の温度や時間も茶葉によって異なりますので、商品ページをご確認ください。
- お茶を抽出する
- 1煎目、2煎目、3煎目以降で抽出時間が異なります。また、一度に複数杯分淹れる際にも、抽出時間が異なります。各商品ページにてご確認のうえ、美味しくお茶を淹れてください。
茶葉の保管方法
- 開封前
- 真空包装されている場合は、約2年間程度保管が可能です。
さらに茶葉の熟成を進ませたい方は、常温にて未開封のまま保管してください。 - 開封後
- 茶葉は湿度に弱く、水分に少しでもさらされるとすぐに劣化します。
開封後は袋の中の空気をできるだけ出し、輪ゴムまたは茶閉じで封をした上で、直射日光と高温多湿を避け冷暗所で保管してください。
茶ノ助では、紅茶は開封後半年、烏龍茶は1ヶ月、白茶は3ヶ月を目安に飲み切っていただくことをおすすめしております。
味わえば味わうほど
体に染み渡る自然の力強さ
茶ノ助は、100%台湾原産の純正台湾茶お届け。
生産コストはそのままに、
極上の品質を目指しています。
日本における
真の台湾茶の普及を目指して
代表取締役社長
台湾台中市生まれ。
台湾烏龍茶発祥の地と言われる南投県で幼少期を過ごし、ごく身近にあった茶に親しみを覚え、自然と茶作りを身に付ける。大学卒業後は、ツアーガイドとして働くが、お土産用の茶が自分の知っている茶と全く違うことに気づき、自らの目で確かめる為に各地の山を回ったが、長年農薬などが長年使用されてきた栽培環境に愕然とし、本物の台湾茶を広めることを決意。お茶栽培から生産、流通までの体制整備に奔走した後、2016年に台湾台中にて「茶之助貿易商事」を設立。茶ノ助のベースは「何事も先頭に立ってやり抜くことが大事」という志。これは、幼い頃日本陸軍として南洋諸島まで出征したことのある祖父と一緒に住んでいたため、その時代の精神や考え方から大いに影響を受けたことに起因する。現場が全てという心構えで、今この瞬間も台湾の山奥で茶作りに全身全霊を注ぎ、“野生の張”として純正台湾茶の生産に尽力している。